フィンランドARABIA社のTapestry(ブルー)のボウルが入荷致しました。
フォルムはOlga Osol、デコレートはBirger Kaipiainenのデザインです。
植物柄のパターンが規則的に並ぶクラシックで落ち着いたデザインは、フィンランドの伝統的なタペストリーの柄からインスピレーションを受けたのかもしれませんね。
浅めのボウルなので、スープやシリアルボウルとしてはもちろん、ソースなどのかかったメインのお料理を盛るディナープレートとしてもおすすめです。
"陶芸の貴公子"や"装飾の王"とも称され、装飾的なアートピースの創作が多いカイピアイネン、数少ないテーブルウェアとしては"Paratiisi(パラティッシ)"があまりにも有名ですが、この"Tapestry"も味わい深い名作だと思います。
同じシリーズでブラウンもありますが、今回はブルーのご紹介です。

表面に製造過程でできたものですが、このシリーズ特有の色の滲み・かすれ、また青い色飛びが見られます。
また製造過程でできた針先程度のごく小さな凹み(画像赤枠)がいくつかあります。

裏面に製造過程でできた小さな青い色飛びがいくつかあります。

スクラッチがわずかにありますが、それ以外は目立ったスクラッチやペイントロスもなく、つやもありとてもよいコンディションです。

Kirsikkaで扱っているヴィンテージ商品は実際に北欧の家庭などで大切に使用されていたユーズド品です。
できるだけよいコンディションの物を実際に現地で厳選して仕入れて来ていますが、スクラッチやシミ、色あせなどが見られるものがありますことをご理解の上でご購入頂けますようお願い致します。
また陶磁器の裏面には焼成時の3点の支柱跡が見られます。
コンディションにおいて目立つものについては商品ごとになるべく詳しくご説明いたしますが、より詳しいコンディションをご確認されたい場合はメールでお問い合わせ頂きますようお願い致します。