スウェーデンのダーラヘスト(ダーラナホース)です。
本商品はレッド、ヴィンテージとなります。
過去取り扱いのデザインから見るとG.A.OlssonかNils Olssonのものかと思われますが、不明です。

今までお取り扱いしたダーラヘストの中では一番小さいサイズ。
当時小さなものを作るのはかなり難しかったようです。
H5cmのものを作るために腕の良い彫り師さんを探し製作に成功、さらに小さなH3cmサイズの量産に成功するまでには10年の年月がかかったとの資料も見たことがあります。

スウェーデンのマッチ箱と大きさを比較してみました。
本商品は写真右になります。

ダーラヘストといえばスウェーデンの伝統工芸品として思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
"幸せを呼ぶ馬"とも言われるダーラヘストは、スウェーデンのダーラナ地方で400年以上前から作られているもので、もともとは子どものおもちゃとして作られた木彫りの馬が始まりだそうです。
ダーラナ地方の松林から伐採された松の木を使い、また伝統的な赤いペイントはこの地方で採掘される銅から作られたものを使ったとのこと。
色とりどりの装飾をハンドペイントで施された木彫りの馬は温かみがありますね。

目立った割れやチップや大きな傷はありませんが、ヴィンテージの木製品ため、経年による小さな擦れや傷、ペイントロス、また凹みなどが見られますことご了承下さい。

Grannas A. Olssonは彼がスウェーデンのダーラナ地方のMoraで1922年に創業。
現存するダーラナへスト作製会社としては最古の会社で、現在もその子孫が経営しています。
またNils Olssonはスウェーデンのダーラナ地方のMoraで1928年に創業した会社で、こちらも現在もその子孫が経営しています。
創業したのはNilsとJanneのOlsson兄弟、当時彼らは15歳と13歳だったそう。

ちなみにGrannasはNilsとJanneの一番上のお兄さん(9人兄弟)です。

今回掲載のレッドカラーのラインナップはこちら。
本商品は写真左になります。

Kirsikkaで扱っているヴィンテージ商品は実際に北欧の家庭などで大切に使用されていたユーズド品です。
できるだけよいコンディションの物を実際に現地で厳選して仕入れて来ていますが、スクラッチやシミ、色あせなどが見られるものがありますことをご理解の上でご購入頂けますようお願い致します。
陶磁器の裏面には焼成時の支柱痕が見られます。
また焼成時に出来た小さな黒点や凹凸が見られる場合があります。またグラスウェアには製造過程でできたガラスのよれ、型吹きによる型のつなぎ目のライン、気泡等がある場合があります。
コンディションにおいて目立つものについては商品ごとになるべく詳しくご説明いたしますが、より詳しいコンディションをご確認されたい場合はメールでお問い合わせ頂きますようお願い致します。

現地買付けによる当店取扱い商品は「観賞用・装飾品」として輸入・販売しております。
ご使用になる場合は、お客様の判断にてお願い申し上げます。