フォルムデザインはPeter Winqvist、デコレートはEsteri Tomulaです。
クリーマーの周りはぐるりとクロッカスの花・蕾・葉の優しい色でデコレートされて、春らしい雰囲気たっぷりです。
クリーマーとしてはもちろん、お花を挿したり小さめのカトラリーなどを立てるのに使ってもいいですね。
ブラック&ホワイトもありますが、今回はカラーのご紹介です。
プリントに製造過程でできた小さな途切れが見られます。
こちらの途切れはKrokus(特に曲面への転写のもの)によく見られますが、本商品の途切れはそれほど多い方ではないものと思われます。
それ以外は中も綺麗な状態で、目立ったスクラッチやペイントロスもほとんどなく、つやもありとてもよいコンディションです。
デザイナーはOiva Toikkaです。
クリア、ライトブルー、ダークブルー、グレー、アメジストの5色が発売されましたが、今回はアメジストのご紹介です。
このFlora、カラーのシリーズは1978年で生産終了し、1978年以降1991年まではクリアのみ生産されていました。
近年復刻もされていますが、こちらはオリジナルのヴィンテージです。
Flora(フローラ)というシリーズ名通り、グラスの周りにはエンボス加工で様々な花がデザインされています。
マウスブローで作られているため、とても薄く軽いシリーズです。
チップやスクラッチもなく、とても良いコンディションです。
私たちKirsikkaは今年で5周年を迎えます。
Kirsikka(=さくらんぼ)は、2つでひとつ。
私たちが見つけてきた大好きな北欧のモノ・コトを皆さんに繋げられたら、またKirsikkaで見つけて頂いたものが皆さまの暮らしの相棒のように長くそばに置いて頂けたら。。。オープン当初からのそんな想いは変わりません。
1960-70年代に普及したTVと時を同じくして作られた北欧の”TVセット”は、心豊かに暮らす時代を象徴するヴィンテージ食器です。
このヴィンテージのTVセットへのオマージュを込めてKirsikkaオリジナルのTVセットを作りました。
もともとTVセットは、カップ&ソーサーの大きめソーサーの上にスナックなどお菓子を乗せて使われていたものですが、今回ソーサーは大きめオーバルのプレート、またプレート単独でも使いやすいようにカップの受けはあえて作っていません。
そしてヴィンテージには良く見られるのですが、カップの高台にも釉薬を施しカップとプレートの接地によるスクラッチが軽減される様にと、細部にも拘りました。
このTVセットにつけたタイトルは"mustikkametsä"、フィンランド語で"ブルーベリーフォレスト"です。
デザインは大好きなフィンランドのイラストレーターMatti Pikkujämsäにお願いしました。
フィンランドの森・動物・ベリーがたっぷり詰まったデザインです。
そして器は、マッティのデザインを日本の伝統技術でかたちにしたいという想いから有田焼で作ることに。
17世紀初頭に日本で初めて磁器生産を始めた有田の地で「つなぐ」をテーマに事業展開されている『KIHARA』さん。
約1,250~1,300°Cの高温で焼成された薄くて軽いけれども硬くて丈夫な白磁に、ブルーベリーの森を呉須の藍色一色で美しく表現して頂きました。
"フィンランドデザイン×日本の伝統技術” のコラボで作ったこのTVセット『Mustikkametsä(=ブルーベリーフォレスト)』、是非お楽しみ下さい!
ご注文前にご確認をお願い致します
Kirsikkaで扱っているヴィンテージ商品は実際に北欧の家庭などで大切に使用されていたユーズド品です。
できるだけよいコンディションの物を実際に現地で厳選して仕入れて来ていますが、スクラッチやシミ、色あせなどが見られるものがありますことをご理解の上でご購入頂けますようお願い致します。
陶磁器の裏面には焼成時の支柱痕が見られます。
また焼成時に出来た小さな黒点や凹凸が見られる場合があります。またグラスウェアには製造過程でできたガラスのよれ、型吹きによる型のつなぎ目のライン、気泡等がある場合があります。
コンディションにおいて目立つものについては商品ごとになるべく詳しくご説明いたしますが、より詳しいコンディションをご確認されたい場合はメールでお問い合わせ頂きますようお願い致します。
現地買付けによる当店取扱い商品は「観賞用・装飾品」として輸入・販売しております。
ご使用になる場合は、お客様の判断にてお願い申し上げます。